経過報告
お久しぶりです。まあちゃんのことではご心配をおかけしましてすみません。
先週、病院から電話があり、病室に行ってみると、ベッドの周りが機械だらけで心電図やら血圧、脈拍を測り、点滴をされているまあちゃんの姿が飛び込んできました。
寝ている最中に、昏睡状態に陥ったみたいで、看護婦さんが色々声をかけてくださったので、あの世に行きかけたのに戻ってこれたみたいです。目を覚ますとベッドの周りにはお医者さんと看護婦さんがいっぱいだったとか・・・
その後、なぜそうなったかをいろいろ調べてもらうと、心臓に欠陥があったみたいで、大動脈3本のうち1本だけがまともに働いていましたが、1本は完全に詰まり、あと一本は後遺症のような物が見られるということで、カテーテルをいれていろいろ検査をしていただきました。
まあ生命力の強い人なんでしょうね・・詰まった血管の横に自分でバイパスを作っていたとのこと。それで痛みとかがなかったようです。
そうそう、ようやく髪の毛が抜けてきました・・・
「希に、こういう方もいらっしゃいますが・・・」と言われることも度重なると、人並なのが嬉しくて「ようやく、人並みやん〜〜」と笑いました。
もう、絶対に大丈夫・・・という確信がもてて、明るく闘病生活を送っています。
私は台風のせいか、喘息の発作を繰り返し、点滴をしてもらったり吸入をしても咳き込んで、今日は英語のレッスン中に咳がかなり出て、生徒から「先生大変・・」と同情してもらいました。
| marsha | What I've been doing | 19:14 | - | - |
お見舞い
皆さん、まあちゃんの入院を知ってお見舞い金やお見舞いの品を届けて下さいます。
お見舞い金は、理由を説明して一切頂いていないのですが、昨日はお見舞いの品が届きました。有難うございます。本当にお気持ちは嬉しいのですが、まあちゃんは今、抗がん剤の影響で、生ものは絶対禁止、消毒に気を遣い私と話をする時にもマスクをしています。
ドクターから「生もの、いちごのような果物は一切禁止!」と言われています。以前、家から持ち込んだ食べ物が原因で、命を落とした患者さんがいたそうなのです。ですから、私も一切何も食べ物を持って行っていません。完全に病院にお任せしている状態です。ですから、抗がん剤がうまく効き、もとのまあちゃんに戻れることを祈ってくださるだけで十分なのです。ですからお見舞いの品物は当然私が頂くことになるのですが、お昼も晩も外で済ませて、帰ってきて英語の授業を終えたらすぐ寝てしまっている私だけでは、そんなに食べきれず、母や生徒に手伝ってもらうことになります。本当にお気持ちだけで結構ですので、ありがとうございます。
お見舞い金も、神戸の叔母がまあちゃんの病気の話をしたその日に、「急な話やからさぁ、手持ちがいくらあるかわからんけど・・と言いながら2階に上がって行き、まずは100万あげるから・・・とくれました。それに反して実の母はいつもどおりの訳のわからない反応でしたが、直談判すると、叔母に負けるものか!!とあの大雨の日、頑張って私の通帳にお金を入れてきてくれました。そしてそれを渡してくれる時、初めて「体に気をつけて、頑張りや〜〜」と言ってくれました。「その言葉が欲しかった・・・」と母親の過去の意地悪はす〜〜〜っと消えました。これで、まあちゃんと一緒に入れるお墓を用意できます。まあちゃんの前の奥様からも、私に任せてもらえたので・・

今日も、もうすぐ家を出て病院に行ってきます。帰ってきたら英語の授業・・野球部の子なので完全休養だった木曜日をその生徒用に使っています。高校生たちが皆試験前なので大忙しです・・・
| marsha | What I thought | 09:41 | - | - |
花開く・・
前回の文章では、何故博紀の「よく待ってくれたわ〜〜」という言葉につながるのかは、説明していませんでした。日本の大学受験は詰め込み方式で、どれだけ覚えたかが鍵を握りますが、アメリカでは人の気づかない問題点を探し出し、ユニークな解決方法を導きだすことに意義があります。だから、修士論文を書き、教授たちからの質問に答えていく上で、独特の視点や考え方が絶対に必要なのです。博紀は、修士課程では全部A+(日本の通知表5のまだ上)ということでした。
それと彼が中学生になった時も、私は一切英語を教えなかったのです。悪い点を取ってくるたびに、教えたくなるのは山々でしたが、心を鬼にして、本人が必要性を感じて「ママ、英語教えて・・・」というまでほったらかしにしたのです。通知表もまぁ普通でしたが、学科の方の点には一切触れず(香港日本人学校は5段階評価で、知能テストもありました。)担任のコメント、「寒い・・という隣の女の子に自分の着ているセーターを脱いで貸して上げていました。」に対して、こういうことが誰から教わったわけでもないのに、すっとできたなんてママはとっても嬉しいよ・・・と
| marsha | My memory | 06:34 | - | - |
今日はお休み・・
今日は病院には行かずに、ぐうたらしています。昨晩は帰宅してしばらくすると眠気に負けて10時には就寝・・その代わり、今朝は6時頃に目が覚めました。なんて健康的!!色々と昔の出来事を思い返すことも多い今日このごろですが、子育て中のお母さんにこの話は伝えておいたほうがいいかな?と思ったので、何かの参考にしてください・・・
先日博紀と話していた時に言われた事なのですが、「よく待ってくれたと思う・・・」とどういう事かというと、香港駐在時代に社会科の授業で住んでいる地域の産業や地形歴史を勉強するというのがありました。普通なら日本の自分の住んでいる地域の勉強をするのでしょうが、香港のことについて勉強することに・・これでは日本に帰国した時にこまるなぁ・・・とその時にほんの少しの間ですが塾(四谷大塚)に入れたことがあります。塾の先生との面談で、「佐藤君は理科の授業の時、どうしてですか?何故ですか?ばかり聞くので授業が進まないのです。「どうして?何故?」は理科の基本じゃないですか!と私・・「算数も問題を見たら、こういう時はこう・・・と反射的に解かないといけないのに、佐藤君はなんとしても自分で解こうとするのです。それでは時間が足りないので中学受験には向きません!!」「そうですか・・分かりました。私はいくら時間がかかろうと、自分で解こうとすることが大事だと思いますけれど」
中学受験に向かないのなら、中学受験をさせませんので、塾をやめさせていただきます・・と言って、お礼の品をお渡ししてその後一切塾に行ったことはありません。博紀に勉強しなさいと言ったことも一度もありません。これは私も母親から一度も言われたことはありません・・「困るのは貴方!」という、怖い言葉が続きましたが・・
日本に帰ってからの博紀は幾度となく図工の授業をボイコットするので、理由を聞くと、版画の時に自分の好きな色を使わせてくれないから、あの図工の先生は嫌いだと言います。私も「それは先生が悪いわなぁ・・」ママが話をつけてくるから、家で好きな色を使ってちゃんと仕上げる?と聞くと「うん」といいます。その版画は私も大好きで、今も大事に2階の部屋に飾ってあります。
小学6年の時の作品です。奥にかすかに見えるのは、5年生の時の切り絵かな?帰国して日本の学校に馴染めず、荒れて仕方がなかった博紀は家の中で金属バットを振り回し、ドアを蹴飛ばして穴を開け、壁もボコボコでした。ただ野球で面倒を見てくれていたまあちゃんが、博紀を叱り飛ばし、取っ組み合いの喧嘩をして、仕事ばかりで家に全然いなかった父親の代わりをしてくれたのです。そして私に「レールを引いている・・良かれと思ってそうしてるのだろうけれど、行きたいところに行かせろ・・」子育てをどうしていいのかわからなくなっている時、「大丈夫!」と教えてくれたのがまあちゃんなのです。
そして、時は流れ・・・博紀の結婚問題・・・「台湾では朝食を作る習慣がないのだから、朝ごはんも用意してもらってないとのこと・・」やはり、そんな姿をそばで見せつけられたら、母親の私はカッカ来るでしょうね・・・何よりも、子供が生まれて、幼稚園のお弁当作りをしなくてはいけない時にどうなるのか?と心配してしまいますが、これも気長に待つことにしましょう・・・・
尖閣諸島のことで、日中関係がおかしくなると、ややこしい〜〜
| marsha | My memory | 01:03 | - | - |
癒しのカップ

このカップは、トールの生徒さんが夏休みに娘さんから預かったというカップです。
最初、「お見舞い?」と思いましたが、どうやら、私が娘さんだったか、お孫さんだったかに何かプレゼントしたのだそうで、(私は全然記憶にないのですが・・)それのお返し?だったようです。トールをしばらく休んでいたので、先日頂いたのです。
夜にはひとりでお茶を飲むこの頃なので、二人で使っていたカップのひとつでお茶を飲むのはきつく、袋からこれが出てきたときはとても嬉しかったです。TVを見ながら、ゆっくりこのカップでお茶を頂いています。
ありがとう・・ゆみちゃん!!
最近は本当に不思議な出来事が色々起こり、それが何を意味するのかはのちになってみないとわからないのでしょうが、今回のまあちゃんの余命2、3ヶ月事件は、まあちゃんが体を張って、私と博紀の間を修復させることにあったような気がします。二人共意地っ張りですが、余命2、3カ月と聞くと
流石に迷わず博紀に連絡を取りました。そしてすぐお誕生日のケーキ(入院した次の日がまあちゃんのお誕生日だったので)を持ってお見舞いに来てくれ、病院からの帰り道には本当に久しぶりに二人で居酒屋に行き、泣いたり笑ったりしました。
今のまあちゃんの回復ぶりからは「笑い話」になるでしょうが、「お葬式」の相談もしたりしました。私とまあちゃんは結婚していないので、入院手続き、保険の手続き、その他、まぁ大変・・・
病院で看護婦さんにご挨拶するとき「妹です・・」なんて言って、皆で笑っています。看護婦さんたちがやたら私と会いたがってくれているのは、前にも言ったように、まあちゃんが人気者だからでしょう。
昨日も、夜のレッスンを朝に替えてもらい(英語を教えている生徒たちからも色々協力してもらっています。)病院に行って、色々話をしていると、急に睡魔が襲ってきて、「まあちゃん〜〜ねむいから、ちょっとどこかで寝てくる・・」というと、「俺のベットで寝たら?俺は椅子に座ってるから!!」
ですって・・笑っちゃいますよね・・看護婦さんが、どうですか?と聞きに来てくださる度、「元気です!!」と・・・病院で仲良しになったお友達にも、紹介してもらいました。
まあちゃんは信じられない位、抗がん剤が良く効いて、「体が軽いわ・・やっぱり病気やったんやな・・」と・・私はひとりで、安くて美味しい店はないかと食べ歩きをしています。ホテル内にあるレストランで美味しいローストビーフを食べさせてくれるところを見つけて、既に2回行っています。
美味しい、神戸牛を早くまあちゃんにも食べさせてあげたい!!
| marsha | What I thought | 07:19 | - | - |
女性専用車両
ご存知の方も多いかと思いますが、まぁちゃんが悪性のガンで余命2,3ヶ月と言われ、只今闘病中です。体力があるし、痛みに強いので、抗がん剤治療を頑張ってくれています。我慢強い模範患者なので、ドクターからも、看護師さんからも超人気を集めています。そんな中お見舞いの電話を頂くことも多いのですが、まあちゃんからの電話を待っている時も多いし、何回も同じことをお話するのも辛いですので、ご遠慮くださる方が嬉しいです・・
東京の友達に電話をかけると、お見舞いに行くというので、「絶対ダメ・・
まあちゃんが元気になったら、私たちが東京に遊びに行くから・・・」と電話を切りました。長いあいだトールをお休みしていますが、ログハウス時代からの古い付き合いの生徒さんたちには遊びがてら来てもらって、支えてもらっています。

そんな訳で、最近は女性専用車両によく乗ります。今日の帰り、女性車両にたった一人男の外人さんが立っているではありませんか・・
すぐに、英語でここは女性専用車両だから、あなたはここにいてはダメ!といったのですが、わからないらしく、日本語かスペイン語でお願いします・・と言われ、30年以上全く使っていないスペイン語で、説明しました。Entiende?なんて出てきましたね・・・Gracias!・・・・De nada!
車両中の女性陣が私たちを眺めていました・・・
| marsha | What I've been doing | 23:14 | - | - |
冬眠前のくま状態・・
最近、そんなに食べないのに、私はどんどんお肉がついていっています。薬のせいかな?と思ったり、代謝が落ちているし、階段を上るだけでゼイゼイするので運動なんて全然してないし・・・まぁ当たり前かと
でもわかったのです・・・明日からちょっとタフな生活が始まりますので、それを乗り切るために、冬眠前のくまのように、脂肪を蓄えているのです・・・きっと!!
A friend in need is a friend indeed. を実感する今日このごろです。
| marsha | What I thought | 00:10 | - | - |
喘息の発作
昨晩寝ている最中に、急に咳き込みだし、それは2時間ほど続きました。
吸入をしても、別の薬を吸入してもなかなか咳は止まらず、気道がヒーホーヒーホーといっておりました。久しぶりに座ったまま朝までウトウトしたかな?早速お医者さんに行ったところ、完全なる喘息の発作で注射を打たれました。お薬もまた1ヶ月分たっぷりもらってきました。

話は変わりますが、最近英語を習いに来るようになった女の子・・文法の話などをすると、急に集中力がなくなるのですが、演劇をしていたことが有り、またダンスを習っているので、暗唱をさせたらどうかと思って、夏休みに特訓をしたら、そうれはそれは上手に言えるようになってきて、「○○ちゃん、才能あるよ・・こういうふうに大事な文章を覚えちゃおうね・・」というと
お母さんもお兄ちゃんも、「○○の発音は汚いし、めちゃくちゃや・・・」と言うのだそうです。滅茶苦茶頭にきましたね・・英語の先生が発音が綺麗だと言っているのに(私は嘘は申しません)それにケチをつけて子供のやる気を失わすなんて・・・「先生はね・・・大阪外国語大学(今の大阪大学)を出てるし、アメリカでも2年大学に行っているし、アメリカ人に日本語を教えてきたし、香港のイギリス系の幼稚園でも働いてきたし、センター試験は、過去問だけれど、満点とってるし・・・」とその子に言いました。お母さんに言ってごらん〜〜

その返事は、「ふ〜〜ん、センター試験、満点なんてあり得ない」といったんだそうな・・私はすかさず、証拠を見せましたけれど、すぐあほらしくなってしまいました。親から褒められず、みんなのためにご飯を作っても「当たり前や〜〜」とお兄さんだけが可愛がられるのだそう・・・私が一杯可愛がってあげることにしました!!
| marsha | What we did | 19:23 | - | - |

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